教習への準備
晴れて教習所へ通えることになり、形から入るタイプの私は早速準備。
買ったものは、
・ヘルメット
・グローブ
・風通しの良い長袖
・靴
とりあえずは安物で揃えたが、それでも2万円近くかかり、お金のかかる趣味であることを再認識。
意味もなく自宅でヘルメットを被る日々だ。
教習開始への道
そんな訳で免許を取ろう!と決めた訳だが、次が重大な課題。
妻への説得である。
一人暮らしなら好き勝手にすれば良いが、子供が3人もいる身で今更バイクなんて正直必要ないのは自分自身が一番理解している。
まずは治療院で言われたことをそのまま話し、「もっと人生楽しまなきゃと思って、これから隔週でお互い好きなことやろう」と伝えてみる。
話は特に進まず、その場は終わってしまった笑
とりあえず妻にも自分のための時間をもっともたせなきゃと思い、食器洗いや洗濯、子どもの寝かしつけなどを普段以上に意識してやってみた。
数日続くと妻から、
「何してほしいの?」と聞かれるも、「免許を取りたい」という勇気は湧かなかった。
さらに何回か「何して欲しいの?」と聞かれるも特に答えなかったのだが、ある日突然食器を洗っていると・・・
「そんなにハーレー欲しいの?」とまさかの一言!!
自分の魂胆はお見通しだったようで恥ずかしさを覚えた。
とりあえず免許だけ先に取らせてと無事に通えることに!
その後も食器洗いなどは当然続けました。
(少なくともハーレー買うまでは笑)
二輪免許を取得しようと思ったきっかけ②
そんな訳で趣味探しが始まった。
自転車、釣りなど思いつくもののYouTubeをみて毎日過ごしていたが、ある日ハーレーの動画が目に止まった。
そういえば昔から「定年になったらハーレーだ!」など憧れを抱いていた。
鍼灸院でそのことを話すと先生に言われた。
「みんな定年になってからって言うけど、いつ死ぬか分からないのになんでなんだろう」
私の答えはこうだ。
「子供が成人するまでは時間もお金もかかるから、ハーレーどころではない」
さらに先生が続く。
「◯◯さんが死んだ時、子供に「お父さん仕事ばっかしてたな」って思われるのと、「お父さんの人生楽しそうだったな」って思われるのどっちがいい?子育てももちろん大事だけど、自分の人生も楽しんであげて下さい」
これがぐさっときた。
自分もそうだけど、毎日子育て育児に追われてる妻をみて「お互い人生楽しもう」そう決意した。
それが私が二輪免許取得を決めた理由だ。
二輪免許を取得しようと思ったきっかけ①
私は昔からずっと二輪免許を取得したいと思っていた訳ではありません。
「バイクの免許ほしい波」は幾度となく訪れましたが。。
原付きを乗っていた時に30kmまでしか出せない中、颯爽と抜き去っていくバイクに憧れるもお金がなくて断念。
結婚してからもバイクの免許欲しいなとは何度も思いましたが、「子供ができたら乗れない」と思いそこまで想いが熱くなることなく過ごしていました。
ではなんで34歳になって実際に教習所に行くことになったか。
体調不良で鍼灸院に行ったのですがそこで先生に言われた言葉。
「自分へのご褒美が足りない」
もちろん子どもと公園行ったり、家族でどこか行ったりとかはものすごく楽しい時間であるのは間違いない。
ただ「日曜日だから子供達と遊ばなきゃ!」という言わば使命感みたいので動いていたのかもしれず、その使命感自体が自分を追い詰めることになるかもしれないようだ。
なので、自分からやりたいと思ったことをやってみて、何か自分をストレスから解放できるようなことをみつけると自ずと体調面でも変化が期待できるということだ。
ここから趣味探しが始まり、二輪免許取得を決意することになる。